緑の帽子に憧れて


スナフキン


ムーミン谷で最も渋い男


若くして、ムーミンパパをも凌ぐ
凪の海の如き落ち着きと深い見識


荒ぶるところを全く想像させない
そんなスナフキンに責められたら


どんな気持ちになるのだろう?


嫁「整形するとしたら、どこにする?」
俺「そうだなぁ…鼻とか?おまえは?」
嫁「私も鼻かなぁ」
俺「ほう…、その腹が先じゃないのか?」
「腹は自然に消えるから」
俺「なっ………?!」


それを聞いた時
突然、俺の心にスナフキンが現れた


「本当に自然に消えるのかい?ムーミン


あくまでも静かに
湖の如く穏やかに


スナフキンが嫁を詰めるシーンを想像したら


妙なツボに入って爆笑してしまった


が、嫁は別に面白く無かったらしい


その後
何となく、このブログの話になった


嫁「アタシも、旦那のブログにコメントしていい?」
俺「いいよ、ハンドルネームはオクさまかな?」
嫁「やだ」
俺「じゃ、どんなのがいいんだ?」
「パイオツカイデー」


またしても、スナフキンが詰め始めた


「本当に、パイオツカイデーでいいのかい?ムーミン


俺は、またしても爆笑した


が、やはり嫁には面白くないらしい


俺「想像してみてよ!ス、スナフキ…ブフッ!あの静かな声…パイオツカイデ…ブワッハハハハハ!
嫁「旦那、楽しそうだねぇ」
俺「だっ…だって…スナブキワバハッハハハハッ!」
嫁「旦那、ツボに入ったね


どっちが、おかしいのか?
それは分からないけれど…


嗚呼、夫婦擦れ違い…